SE構法による高耐震性・高耐久性の実現

耐震等級3以上の、その先へ

地震の多い日本、耐震性は住宅において最も重要な要素の一つです。
建建築基準法の定める強度の1.5倍の性能である耐震等級3。
それでも震度7の地震には一回しか耐えられません。
永続する安心をお届けする為には、まず高耐震構造である必要があります。
間取りに自由を与えつつも耐震性を確保し、妥協のないプランをご提案する。
日々耐震構造について高いアンテナを張り 様々な工法を採用していることは弊社の強みの一つです。
耐震等級3以上の、その先へ。
耐震等級3以上の、その先へ。

SE構法

SE構法(Structured Engineering)は、主に建築や土木分野で用いられる設計・施工手法の一つです。
特に、木造建築において高い耐震性と自由な設計を両立する工法です。
SE工法は独自の施工管理技術が必要なため、どの建設会社でも施工できるわけではありません。
もちろん小田製材所はSE構法登録施工店です。
SE構法
SE構法

SE構法の特徴

01.

自由度の高い設計、空間デザイン

従来の在来工法やツーバイフォー工法では、耐力壁の配置が設計の制約となるが、SE工法では柱と梁によるラーメン構造を採用することで、広い開口部や大空間の設計が可能。
柱や壁を減らせるため、間取り変更やリフォームの自由度に優れています。
自由度の高い設計、空間デザイン
耐震性

吹き抜け

耐久性

大空間・大開口

スケルトン&インフィル思想

子どもが増える。2世帯暮らしになる。 家族構成は次第に変わっていくもの。
そんなライフスタイルの変化に応じて間取りを変化させるのが、スケルトン&インフィルの考え方です。
木造ラーメン構法のSE構法なら、躯体や基礎、外壁などの構造部分(スケルトン)と、内装や設備、仕切り壁など(インフィル) を分け、リフォ ームによってインフィル を大きく変えていくことができます。
資産価値の向上にも繋がる、SE構法 の 「性能」の1つです。

スケルトン

スケルトン
構造・基礎・外壁・屋根など家の強さ、 断熱性などの基礎性能を決める部分

インフィル

インフィル
間仕切り壁、設備などのライフスタイルを決める部分

ライフスタイル

ライフスタイル
必要な耐力壁(緑色)以外は外すこともいれることも自由。

ライフスタイルの変化
子どもが増える、2世代暮らしになる etc.

スケルトン

スケルトン

インフィル

インフィル

リフォームでインフィルを変更

ライフスタイル

ライフスタイル

その時のライフスタイルに最適な間取り

02.

圧倒的な耐震性能

木造建築でありながら、鉄骨やRC造(鉄筋コンクリート造)に匹敵する耐震性を持つのが特徴です。
接合部に独自のSE金物(鋼製接合部)を使用し、柱や梁を強固に固定。建物全体の構造計算を行い、耐震性能を数値で保証できます。
圧倒的な耐震性能

構造計算チェックポイント

SE構法では建物を総合的に把握してから、建物と一体となっている基礎の計算を行います。
解析、基礎計算後に、鉛直荷重、風荷重、地震荷重の3点それぞれについて、チェックします。

鉛直荷重

鉛直荷重
重さに耐えるか

風荷重

風荷重
強風に耐えるか

地震荷重

地震荷重
地震に耐えるか

ラーメン構法による高い耐震性能

柱や梁同士を強固に接合する「ラーメン構法」を構造躯体に採用することで、大きな揺れや繰り返しの揺れにも耐えられる耐震性能を実現しています。

鉄骨造やRC造と同じ手法で構造計算

地震、風などの自然災害にも耐えうる理想的な構造を設計するため、SE構法では構造計算により家の強さを証明します。

耐震シミュレーション

国土交通省国土技術政策総合研究所で公開されている地震応答解析ソフト ウォールスタットにて行った実際の熊本地震の地震波でのシミュレーションです。
地震発生時の在来工法とSE構法の揺れへの強さがわかります。

Point

高度な構造計算が必要なことや専用金物を使用するため、在来工法に比べ、コストがかかりやすいSE構法ですが、規格住宅に適用 (規格化)することで専用金物の発注や構造計算の効率化を行い、そのデメリットを最小限に押さえております。

Point